【月】食考学、大人のマンガ、『毎日』虚偽報道、
   東日本大震災、書評、灼熱、ブータン留学生

執筆者:フォーサイト編集部 2019年6月24日
タグ: 人手不足

先週金曜午後から週末にかけて、以下の6本の記事をアップロードしました。

【香港】「混沌たる香港」の混沌たるワンタン麺とデモ(世界漫遊「食考学」の旅・野嶋剛さん):いまも逃亡犯条例に揺れる香港。この地を象徴するソウルフードが「混沌」に語源を持つ「ワンタン」です。野嶋剛さんが6月の香港で食した「混沌たるワンタン」のお味とは――。

 

「育てにくさ」を解毒するMANGA:あずまきよひこ『よつばと!』『YOTSUBA&!』(独選「大人の必読マンガ」案内・高井浩章さん):子育て漫画の王道を行く『よつばと!』。ファンタジーではあるけれども、子育ての楽しさが存分に味わえます。さらに!英語版の味のある訳も一見の価値あり。

 

『毎日新聞』よ「新聞の矜持」を取り戻せ!(原英史さん):ここまでくるともはや「犯罪的」とも言える毎日の「虚偽」報道。当たり前のことをやっているだけの規制改革論者を、既得権者の手先となってどうしても潰したいのでしょう。

 

【魂となり逢える日まで】シリーズ「東日本大震災」遺族の終わらぬ旅(5)(寺島英弥さん):「時間が経てば癒される」「元気にならないと息子が悲しむ」――。悪気のない励ましの言葉が逆に辛い。そして信頼を裏切る心ない報道も。子供を喪った母親たちの慟哭。

 

朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』 評者:中江有里(女優・作家)(Bookworm):平成を生きる若者たちの物語である本書。彼らの日常は安定しているようにみえて、危ういバランスの上にあります。各話に共通するテーマは「対立」。それはどのような意味を持つのでしょうか。

 

灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(57)(佐野美和さん):欧州演奏旅行中でもあきに熱烈な手紙を寄せる義江だったが、実はそのとき、目をかけたプリマドンナ三上孝子との「不倫」が始まっており、欧州で密会していたのだった。

 

金曜の17時には、『トランプ「今日のつぶやき」解説付!』(藤原朝子さん)も更新しています。

「イランは非常に大きな間違いを犯した!」と、トランプ大統領。米軍のドローンが撃墜され、対応に追われているのか、ツイートがいつもより少ない20日でした。

 

そして本日の更新記事は、出井康博さんの好評連載『「人手不足」と外国人』第35回『「食い物」にされ続ける「幸せの国」ブータン留学生の「惨状」』です。昨年と今年の2回、ブータンの留学国家プロジェクトの欺瞞をこの連載で告発しましたが、その後新たな展開に。しかし、ブータン留学生は相変わらず食い物にされ続けているのです。

 

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