「欧・米」金融緩和でも「日銀」現状維持は「時間稼ぎ」
欧州中央銀行(ECB)は9月12日、利下げと量的緩和政策の再開という大胆な金融緩和政策に踏み出した。そして続いて米連邦準備制度理事会(FRB)も18日、追加利下げを実施した。
しかし、19日の日本銀行金融政策決定会合では、金融緩和政策の現状維持を決めるにとどまった。
世界経済の先行き悪化懸念に対して、予防的な措置としての金融緩和策を打ち出したECBとFRB。これに対して、日銀は追加金融緩和には踏み込まなかった。果たして今後、日銀の金融政策はどう動くのか。
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