
台風19号の暴風雨で千葉県では多くの家屋が倒壊した(C)時事
これまで多くのメディアや専門家が、老朽化したインフラの危険性について警鐘を鳴らしてきた。たとえばトンネルが倒壊したり、たとえば水道配管やガス配管が破裂することにより、人や建物などが被害を被る可能性や、交通が麻痺することによる経済的な損失についてである(漏ガスなどによる環境への影響を危惧する声もある)。
周知のとおり、2019年9月に発生した台風15号の影響で、千葉県南部でおよそ17万戸に停電が発生し、復旧に2週間以上を要することになった。

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