岩瀬昇のエネルギー通信
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ブラジル「一時金3兆円」巨額石油開発入札は成約するか

ボルソナロ大統領にとって国の命運がかかっている一大事業だが(C)AFP=時事
欧米の大手メデイアが昨年に引き続きボイコットしたこともあり、10月29~31日にサウジアラビア(以下、サウジ)の首都リヤドで開催された第3回「未来投資イニシアチブ(FII)」(「砂漠のダボス会議」とも称される)は、日本ではあまり注目されなかった。元首クラスの参加は、インドのナレンドラ・モディ首相、ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領とブラジルのジャイール・ボルソナロ大統領などに過ぎず、「ソフトバンク・グループ」の孫正義社長がスピーチをしたテック関連議題のコーナーでも、空席が目立ったと報道されていた。

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