岩瀬昇のエネルギー通信
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サウジvs.ロシア「価格戦争」で懸念される「エネルギー移行」停滞
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久々に「盟友」登場か?(ファーリハ氏=左=とノヴァク氏)(C)AFP=時事
歴史に「イフ」はない、という。
だが、状況が変われば起こりうることなら「イフ」を考えてもいいのではないだろうか?
【ケースA】もし(イフ)サウジアラビア(サウジ)がロシアの言い分を聞いて、
「新型コロナウイルスが石油需要にどのような影響を与えるのか、じっくり分析・評価するために、とりあえず6月末まで現行210万BD(バレル/日)減産を継続する」
ことで合意していたら、原油市場はどのような展開を示していたであろうか?
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