ようやく開催「G20緊急会合」で「協調減産」合意ならどうなる「減産量」

執筆者:岩瀬昇 2020年4月7日
エリア: アジア 中東 北米
このまま「供給過剰」が続けば世界中の備蓄施設は「満杯」になるのだが……(写真はイメージです)
 

「G2エネルギー相緊急会合」が開かれそうだ。

 折にふれ筆者が指摘してきたように、ロシアが「OPEC(石油輸出国機構)プラス」の協調減産を崩壊させたのだが、これに怒って増産を宣言し、大幅値引きをすることにより「価格戦争」を始めたサウジアラビア(サウジ)が振り上げた拳を下ろすには、G20の場で「新型コロナウイルス」の問題を世界全体で解決するイニシアチブをサウジが採る形で、新たな大幅協調減産に挑むしかないのではないか、ということでコンセンサスが出来上がりつつあるようだ。嬉しい限りだ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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