現実に迫ってきた「大失業時代」「就職氷河期」の明日

執筆者:鷲尾香一 2020年7月13日
エリア: アジア
表1 労働力の推移:季節調整値(単位:万人、カッコ内は前月比)

 

「新型コロナウイルス」感染拡大防止のための緊急事態宣言の発出、それに伴う休業要請や外出自粛は、経済・企業活動を停止させ、雇用情勢を大幅に悪化させた。連日の報道でよくよくご承知だろうし、解雇や契約停止など現実に身に降りかかっている方も多いだろう。

 まずは、雇用の現状を見てみよう。表1(記事冒頭)は、総務省が毎月発表している『労働力調査(季節調整値)』による雇用の状態の推移だ。

 これによると、「労働力人口」(15歳以上の人口のうち、「就業者」と求職中の「完全失業者」合計)は、4月に前月比99万人も減少したが、5月には同21万人増加している。

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執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
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