岩瀬昇のエネルギー通信
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クーデターもあり得る「南米ガイアナ」内乱で石油開発「頓挫」の懸念
石油開発事業に従事していると、「地下」と「地上」とでは異なる課題があると考えることがある。いや、こう区分するのは、筆者だけかもしれない。
筆者の認識では、「地下」の課題とは、石油・ガスの賦存の問題だ。
そもそも賦存しているのか。賦存しているとして、深度はどのくらいか、どのような広がりを持っているのか、厚さはどうか。あるいは賦存層に至る途中の地層状況はどうか、商業生産に持ち込めるか等々である。
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