いまも戦々恐々「欧州」が辿った「コロナ対策」右往左往の変遷「総括」
ヨーロッパでは、新型コロナウイルスの第2波をめぐって戦々恐々とした状態が続いている。
欧州主要国では、3月に外出制限・ロックダウンが一斉に開始された。2日で3倍増のスピードで感染者が増加し、猖獗(しょうけつ)を極めたイタリアの事態は世界に大きな衝撃を与えた。
その後感染拡大がひと段落したかにみえた5月以後、フランスを皮切りに段階的な解除が進み、ヨーロッパでは観光シーズンに合わせて域内の自由移動も復活し、行楽地などでも人の賑わいが徐々に回復した。
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