
ベアボック外相の発言も侵略後は180度転換した(写真はNATO外相会合の記者会見=5月15日) (C)EPA=時事
2022年2月24日のロシア、ウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナ侵略は、ヨーロッパの安全保障をめぐる状況を一変させた。中でも、ヨーロッパの基軸国ドイツは、それまでの安全保障政策の抜本的見直しを迫られた。
すでにドイツ外交のこの「歴史的転換」については、様々なところで紹介されている。その内容を要約すれば次のような点である。

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