【月】高級時計、遊民経済学、ロシア、中国

執筆者:フォーサイト編集部 2015年10月5日

先週末、吉崎達彦さんの好評連載「遊民経済学への招待」第14回「日本版カジノ法案の本当のところ」をアップロードしました。安保法案が成立した通常国会で、ひっそりと通称カジノ法案の継続審議が決まりました。しかし、カジノ導入は「しない人」に議論の入り口で拒絶されがち。「遊民経済学」が乗り越えるべき壁はかなり高そうです。

 

そして本日の更新記事は、磯山友幸さんの経済レポート「『中国向け輸出』は急減『スイス高級時計』で計る世界経済の趨勢」です。景気をはかる指標はいろいろありますが、高級時計の売れ行きもその1つ。その指標でも案の定、中国経済の減速ぶりが目立ちます。その点で期待されている国とは?

 

また、「専門家の部屋」では、「中国」と「ロシア」に以下の2本の新エントリ。

中国=「『ひまわり』『雨傘』と『SEALDs』の共通点と相違点」(野嶋剛さん):保法案反対デモで一躍、世界からも注目された学生団体。が、台湾や香港の学生デモらと比較すると、ちょっと違った側面が浮かび上がります。

ロシア=「ロシア軍の『シリア空爆』:隠れた狙いは『原油価格上昇』」(名越健郎さん):中東への影響力の維持、アサド政権への長期借款、ウクライナ危機やマレーシア機撃墜事件への目くらまし、底が見えない経済危機……。ロシアのシリア空爆には「山ほどの動機」があります。

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