先週末、「専門家の部屋」や好評連載、「池内恵の中東通信」など、下記の通り更新情報を続々とアップロードしています。
トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」(13)ライトハイザー(アメリカの部屋・足立正彦さん):指名から4カ月近くでようやく承認されたUSTR代表。時間がかかった理由とともに気になるのは、対日貿易で強硬派という点です。
軍事のコモンセンス(19)「独裁」と「統率」と「文民統制」(冨澤暉さん):国家が緊急事態を迎えた時、どうあるべきなのか。場合によっては「統率力」ある為政者に「独裁」を委ねることも必要かもしれません。しかしそれは「文民統制」、つまり国民自らの仕事だという意識が必要です。
連載小説 Δ(デルタ)(6)(杉山隆男さん):武装集団に襲撃された巡視船「うおつり」の僚船「りゅうきゅう」の搭載ヘリが、ミサイルで撃墜された。直後、中国「愛国義勇軍」を名乗る集団が犯行声明をツイッターで全世界にライブ配信する。目的は尖閣諸島の奪取。アメリカからの情報がない中での、総理官邸での協議。出席した門馬聡・内閣危機管理官の口から出たのは、極秘の精鋭部隊Δ(デルタ)の名前だった。
トランプ政権の中東政策の主目的は徐々にイランとの対決に(池内恵の中東通信):トランプは共和党の主要な大統領候補の中ではほぼ唯一、「政権初日に核合意を破棄する」と言わなかった候補ですが、政権発足100日の間に、サウジアラビアなどの同盟国を重視する姿勢が明らかになってきています。
そして本日の更新記事は、青木冨貴子さんの好評連載「ニューヨーク発 トランプのアメリカ(6)FBI長官『突如解任』トランプ大統領の『真意』と『波紋』」です。大統領がFBI長官を解任するや、司法省が元FBI長官を特別検察官に任命するなど、ロシア疑惑を巡って前代未聞の展開になっています。