岩瀬昇のエネルギー通信
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石油メジャーに「石油への投資抑制」圧力かける株主たちの思惑
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FTがこのタイミングで出したことも興味深い(FTのホームページより)
本欄掲載の『「ローマ法王が『石油メジャー」首脳を集めて語った『言葉』」(6月12日)の中で、ローマ法王が、ドナルド・トランプ米大統領ではなく「石油メジャー」首脳を集めて「文明にエネルギーは必要だが、文明を破壊するために使用されてはならない」と、気候温暖化対策を取るように要請したのは、バチカン傘下の諸機関が「石油メジャー」各社の株式を保有しているため、経営方針に影響力を行使できるからではないか、との卑見を述べた。資本主義社会における企業というものは、株主の意向を無視して経営を続けることはできないからだ。
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