「人手不足」と外国人
「人手不足」と外国人(23)

「幸せの国」ブータン留学生の「不幸せ」な実態(2)差し替えられた「契約書」

「後出し」された2通目の契約書。1通目にあった好条件はすべて消えていた(筆者撮影)
 

 日本にブータンの若者を留学生として送り出しているブータンの斡旋会社「ブータン・エンプロイメント・オーバーシーズ」(BEO)と契約書を交わした後、ドルジ君(仮名・20代)は3カ月間に及ぶ日本語の研修を受けることになった。その傍らで、留学ビザ取得に向けた手続きも、BEOの手配で着々と進んだ。ビザを審査するのは、日本の法務省入国管理局と在ブータン日本大使館だ。両者から経費支弁能力の証明書類の提出を求められた際に備え、書類もBEOが用意してくれた。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
出井康博 1965年岡山県生れ。早稲田大学政治経済学部卒。英字紙『THE NIKKEI WEEKLY』記者を経てフリージャーナリストに。月刊誌、週刊誌などで旺盛な執筆活動を行なう。主著に、政界の一大勢力となったグループの本質に迫った『松下政経塾とは何か』(新潮新書)、『年金夫婦の海外移住』(小学館)、『黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人』(講談社+α文庫)、本誌連載に大幅加筆した『長寿大国の虚構 外国人介護士の現場を追う』(新潮社)、『民主党代議士の作られ方』(新潮新書)、『襤褸(らんる)の旗 松下政経塾の研究』(飛鳥新社)。最新刊は『ルポ ニッポン絶望工場』(講談社+α新書)。
クローズアップ
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
  • 最新コメント
  • 最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順
back to top