【火】福島「老舗魚店」(下)、バーレーン、
   書評、米イラン制裁、阿川さん、
   徳岡さん、灼熱、メルケル

執筆者:フォーサイト編集部 2018年10月9日
タグ: メルケル

先週金曜の午後から以下の7本をアップロードしています。

 

福島「老舗魚店」に降りかかる「トリチウム水」海洋放出の難題(下)(寺島英弥さん):福島県いわき市の老舗魚店「大川魚店」は原発事故以来、様々な工夫を凝らして「風評」と戦ってきました。上下2回に分けて無料でお届けしています!

 

「新発見油田」にすがるしかない財政破綻「バーレーン」の悲痛な叫び(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):すでに国家財政が破たんしているバーレーン。収入の柱は原油輸出なので、大きな期待ができない新発見にも大きな期待をかけるしかないようで――。

 

葉室 麟『影ぞ恋しき』評者:縄田一男(文芸評論家)(Bookworm):葉室麟の連作〈いのちの3部作〉の完結篇で、遺作である本書。勃発する幕府と朝廷の抗争をはじめ、様々な物語が展開しますが、ラストは涙なしではいられません。

 

米「イラン制裁」のEU回避策を相手にしない国際石油各社の「腹の底」(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):イランと原油取引をした国にも制裁を課すと脅しているトランプ大統領に対し、EUとして回避策を講じていますが、石油メジャーはさらなる米国の懲罰というリスクを避けたい思いの方が強そうです。

 

牛乳嫌い(やっぱり残るは食欲・阿川佐和子さん):子どもの頃から牛乳が苦手だったという阿川さん。それには様々な理由があったようですが、何かと混ざると牛乳はこよなく魅力的なものになったようです。

 

まことの弱法師(風が時間を・徳岡孝夫さん):アメリカで学んだジャーナリズムは、深く身に染み付いた。それを最も強く自覚したのが、日本の記者が誰も取材しなかったベトナム戦争最後の洋上ルポルタージュだった。

 

評伝「藤原あき」の生涯(灼熱・佐野美和さん):離縁を申し出ても相手にしてくれないあきは、思い余って娘を学習院に入れると談判し、上京。が、実家の兄姉たちにこぞって猛反対をされるのだった。

 

金曜17時には「トランプ『今日のつぶやき』」も更新しています。カバノー判事の性的暴行疑惑を受けて、追加調査を行っていたFBI。結果、「確証はなかった」のだとか。トランプ大統領の対民主党攻撃がヒートアップしています。

 

そして今朝の更新記事は、「ヨーロッパの部屋」花田吉隆さんの「『メルケル首相』の『終わりの始まり』を告げたドイツ『議員団長選』」の衝撃です。「メルケル腹心」がまさかの敗北を喫したドイツ与党議員団長選。昨年の総選挙で辛勝して以来、次々に難問が遅いかかり、さすがのメルケル首相もカンが鈍っているようです。

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