【月】米韓演習「延期」、北極海航路、書評、
   米大統領選、阿川さん、 震災「椿油」、
   灼熱、中国「新型コロナ恐慌」

執筆者:フォーサイト編集部 2020年3月2日
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金曜午後から週末にかけて、以下の7本の記事をアップロードしました。

「新型コロナ」で米韓演習「事実上中止」も米朝交渉再開見えず(朝鮮半島の部屋・平井久志さん):新型コロナウイルス禍はとうとう安全保障の分野にも――米韓合同軍事演習の事実上の中止は、冷え込んだままの米朝関係に何らかの刺激を与えることになるのでしょうか。

 

「北極海航路」中露「積極進出」で日本の安全保障政策とは(安全保障の部屋・林吉永さん):海上交通の新たな大動脈として、注目を集める北極海航路。近年、中国やロシアの進出が目立つのですが、これに対して日本は安全保障上、どのような方策を考えなければならないのかについて、考察します。

 

本郷和人『世襲の日本史 「階級社会」はいかに生まれたか』 評者:山口真由(ニューヨーク州弁護士/元財務官僚)(Bookworm):本郷和人『世襲の日本史』は、「日本はどうしてこれほど世襲が多いのだろうか」という疑問に答えてくれるそう。世襲を支える日本社会の基本的なシステムとは、いったいどのようなものでしょうか。

 

「逃げた」バイデン(【特別連載】米大統領選「突撃潜入」現地レポート・横田増生さん):日本時間で本日行われたサウスカロライナ州予備選で、前3戦とも苦境だったバイデンがようやく勝利を確実にしました。これで3日のスーパーチューズデーに弾みをつけられるか。2戦目のニューハンプシャーでの有権者の生の声です!

 

カーとクー(やっぱり残るは食欲・阿川佐和子さん):レイチェル・クーというフードライターにお会いした阿川佐和子 さん。さっそく阿川さんも彼女の本を片手に料理を作ってみたそうですが、他の人とは違う彼女の「魅力」とは……。

 

【魂となり逢える日まで】シリーズ「東日本大震災」遺族の終わらぬ旅(7)陸前高田の「椿油」(寺島英弥さん):「後を頼む」のひと言を残して消防団員として津波の最前線に救助に赴き、帰らぬ人となった最愛の息子。あれから9年。後を継いでくれていた地元名産「椿油」の生産にも意欲を失った両親は、ようやく再起の歩みを始めました。魂の再会まで、息子のためにも今を生きる決意を固めて。

 

灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(90)(佐野美和さん):資生堂美容部長としても多忙を極め、菊池寛賞も受賞してますます視聴率を集めるNHK『私の秘密』での人気も高まって順風満帆のあき。そんな最中、ふとしたことで新たな転機を迎え、懇意の作家川口松太郎に相談するのだが――。

 

金曜17時には、『トランプ「今日のつぶやき」解説付!』(藤原朝子さん)も更新しています。「私は早期に国境・航空便閉鎖を決定し、誰よりも素早いコロナウイルス対策を講じるのに忙しかった!」トランプ大統領はこう自信を見せますが、米国で初の死者が出たことで動揺が広がっています。

 

そして本日の更新記事はこちらです。

「新型コロナ恐慌」で中国経済「3月初旬」最大危機(中国・台湾の部屋・後藤康浩さん):いまだ衰えを知らない #新型コロナウイルス 禍。その発生源である #r中国 の経済が想像以上の危機に瀕し、もはや「恐慌」と呼ぶべきレベルに。こちらもこの10日ほどがヤマとなるのか――。

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