【金】インド改正市民憲法、スー・チーの狙い、
   マネー、中東2本、香港特別対談(上)

執筆者:フォーサイト編集部 2019年12月27日
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昨日午後、以下の3本をアップロードしました。

インド「イスラム差別」が投げかける「ヒンドゥー至上主義」の自己矛盾(インドの部屋・緒方麻也さん):インド各地で「改正市民権法(CAA)」への反対運動が続いています。国籍取得の要件を緩和する同法の対象から「イスラム教徒」を外したモディ政権。「ヒンドゥー至上主義」の行き着く先とはーー

 

「国際司法裁判所」でロヒンギャ問題「弁論」アウン・サン・スー・チーの狙い(「平和構築」最前線を考える・篠田英朗さん):世界最大の難民問題である、ミャンマーのロヒンギャ問題。3つの国際裁判所が同時に審理をしますが、そのうちの1つ、国際司法裁判所にアウン・サン・スー・チー氏が出廷して弁論。いったいどのような意味があるのでしょうか。

 

「プライバシーが守られる通貨」に惹かれた人々(新・マネーの魔術史:未来篇・野口悠紀雄さん):仮想通貨の代名詞ともいえるビットコインが誕生したのは、わずか10年前のこと。牧歌的だったのは最初のうちだけでした。

 

17時には藤原朝子さんの『トランプ「今日のつぶやき」解説付!』も更新しています。

朝4時半に「メリークリスマス!」からはじまった25日のツイッターは、やはりいつもの話題へ……。「ペロシ」を連呼すればするほど彼女の存在感が際立つのですが……。

 

さらに「池内恵の中東通信」に下記2本をアップロード。

イラン・ロウハーニー大統領の年末来日と、安倍首相の年明けのサウジ・UAE歴訪年末ぎりぎりのタイミングで来日したロウハーニー大統領。対米関係の仲介役を日本に期待、などと日本では報じられましたが、池内さんの見立てでは、今回は儀礼的なものだったようです。むしろ、対サウジ・UAEとの関係も含めて、日本の中東政策の一端が垣間見えるという面も。

 

ロウハーニー大統領の最初の来日初訪日、と報じられたロウハーニー大統領ですが、実は大統領就任以前に、少なくとも1度は公式に訪日していました。その際の、神学者としての奈良・東大寺を訪れた折のエピソードが実に面白いです。

 

そして本日の更新記事は、ジャーナリストの野嶋剛さんと立教大学・倉田徹教授の【香港特別対談】(上)『「飲茶文化」に通底する「リーダー不在」の香港デモ』です。なぜ 香港デモ はこれほど拡大したのか。 「Be Water」と呼ばれる「リーダー不在」の闘い方は、香港人のDNAと通じるところがあるといいます。 今日はジャーナリストの野嶋剛さんと立教大学倉田徹教授の対談を3回にわけて無料公開します!

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