【月】朝鮮半島危機、徳岡さん、デルタ、
   騎兵と歩兵、永山則夫、外国人、
   中東通信4本

2017年5月8日

先週火曜日から昨日までのゴールデンウィーク期間中、以下の記事をアップロードしました。まずは「専門家の部屋」の「朝鮮半島」に、平井久志さんの短期集中連載です。

朝鮮半島『4月危機』騒乱(2)空母『カール・ビンソン』はどこにいた?」:最大限の「圧迫」と「関与」――軍事力を突き付ける一方で、「体制変更は望まない」という常識的な政策で動くアメリカ。ところが「ハンマー」となるべき空母打撃群は、北上途上だったのでした。

朝鮮半島『4月危機』騒乱(3)『最高人民会議』で明らかになったこと」:緊張が高まる中、北朝鮮では4月11日、最高人民会議が開かれました。注目は19年ぶりに復活した外交委員会と、この委員に選出された対中韓のキーマンたちです。

朝鮮半島『4月危機』騒乱(4)『閲兵式』で見えた『兵器』と『人事』」:4月15日に行われた、金日成主席生誕105周年記念軍事パレード。この仔細を見ていくと、最新兵器や人事の動向、そして実妹を補佐役にする金正恩氏の姿が浮かんできます。

朝鮮半島『4月危機』騒乱(5・了)トランプ発言『米朝首脳会談』の意味」:朝鮮半島「4月危機」は、危機のままで終わりました。が、5月が危機となるか対話へと進むのかは流動的です。その「変数」となるのは中国の対応、韓国大統領選、そして何よりも米朝両国の動きです。

 

また、徳岡孝夫さんの連載「風が時間を まことの弱法師」、杉山隆男さんの連載小説「Δ(デルタ)」、冨澤暉さんの連載「軍事のコモンセンス」、【ブックハンティング】をアップしています。

「風が時間を(13) まことの弱法師(13)」:サンフランシスコからニューヨークへ。飛行機を降りる時に失敗もあったけれど、到着したらまずは観光。そして支局長が連れていってくれたのはーー。

「Δ(デルタ)(3)」:尖閣諸島海域を遊弋中の巡視船「うおつり」に、体当たりしてきた2隻の漁船から漁民風の男たちが乗り移る。爆破。銃撃。後部甲板は攻撃にさらされていた。普段は船内の調理担当の2等保安士・市川準一に、特警隊員として準備の命令が下った。

「Δ(デルタ)(4)」:永田町・総理官邸地下の危機管理センター。ここに、巡視船「うおつり」の上空にいる海上自衛隊の哨戒機P3Cからの映像が送られていた。爆破。次々と「うおつり」に乗り込む正体不明の男たち。その様子を見ながら、内閣危機管理官の門馬聡は、ヤリ手の内閣官房長官・井手俊太郎に連絡をとった。

「軍事のコモンセンス(18)『騎兵』と『歩兵』の『均衡』と『充実』(下)」:「前捌き」としての「騎兵」を充実させることは、陸上自衛隊にとって必要です。でもそれは「本腰」があってのこと。主力の充実もまた、必要なのです。

「【ブックハンティング】死刑囚『永山則夫のラブレター』を預かった私」(嵯峨仁朗さん):死刑執行から早20年。「永山問題」を知らない人も多くなった今こそ、もう一度「永山則夫」を考えるべきなのではないか。長い間預かっていた死刑囚と妻の往復書簡を本にまとめた記者が、その経緯を綴ります。

 

さらに、「池内恵の中東通信」では、4本の記事を更新しています。

「中国はジブチで大規模な港湾開発・軍事基地建設に着手」:地政学的要地のバーブル・マンデブ海峡を扼するジブチで、ますます存在感を高める中国。これにより中国が国際政治の中で占める地位も、さらに変わってくるかもしれず、ニューヨーク・タイムズもそれを危惧する記事を掲載していました。

「中国の建設したジブチ・アジスアベバ鉄道を見に行った」:100年前にフランスが敷いたジブチ・エチオピアを繋ぐ鉄道は、砂の中に朽ちつつあります。かわって敷設された中国による路線。栄枯盛衰と言わざるを得ません。

「フランスのジブチ−エチオピア鉄道とファショダ事件」:アフリカ大陸を縦横に横断しようとする英仏が、あわや激突しかけたのが、1898年のファショダ事件。さて、「ファショダ」は今はどこにあるか。地政学的に、その時々の有力な勢力の影響圏が交錯する「あの国」です。

「中国が『開通』させた鉄道の巨大な中央駅には人の気配なし」:中国が鳴り物入りで「開通」させた、ジブチ−アジスアベバ鉄道。ところが実際に訪れてみると、巨大な駅はあれど、客を乗せて走る様子はありませんでした。

 

そして本日の更新記事は、出井康博さんの「『人手不足』と外国人(11)『留学生で町おこし』への疑問:岡山県瀬戸内市の場合」です。大宅賞候補となっている出井康博さんの「外国人シリーズ」連載が再開!出井さんの故郷・瀬戸内市では廃校になった小学校を留学生向けの専門学校として使用し、他方、留学生に「カキの養殖などを体験してもらう」という町おこしが進行中だが……。

 

 

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