【月】仏「国民戦線」、油価上昇とサウジ、
   米シェール、日中韓首脳会談、君主号、
   書評、毛髪健康診断、華人企業家自伝

執筆者:フォーサイト編集部 2018年5月14日
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先週金曜日から週末にかけて、以下の7本の記事をアップロードしました。

フランス極右政党「国民戦線」の「変遷」と最新「変貌」事情(ヨーロッパの部屋・広岡裕児さん):欧州の極右政党を集めた第1回「Fête des Nation」がフランスニースで開催されました。指導的位置にいるフランス「国民戦線」のルペン党首は、欧州議会での第3勢力になろうと目論んでいます。

 

油価上昇を「冷やせる」サウジアラビアはどう動くか(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):このまま油価上昇は続くのか。その流れを止められるのは、恐らくサウジだけ。さて、この最大産油国にして余剰生産能力ある国の判断は?

 

米「シェールオイル」が増産できない「これだけの理由」(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):油価上昇を抑えられると思われていた米シェールオイルがなぜ増産できないのか。実は明快な理由があるのです。岩瀬さんの連投「イラン核合意の米離脱による油価上昇」に対する疑問シリーズ、ここまでお読みになるとより詳細に理解できます!

 

「不一致の再認識」が強調された「日中韓首脳会談」(朝鮮半島の部屋・平井久志さん):9日に行われた日中韓首脳会談。表面上はにこやかかに終わりましたが、共同宣言の発表に手間取るなど、朝鮮半島情勢に対する思惑の違いも浮き彫りになりました。

 

秦の滅亡と「皇帝」の変質(「君主号」の世界史・岡本隆司さん):中国全土を統一し、「帝」でも「王」でもない新しい称号「皇帝」を生み出した秦の始皇帝。ところがその始皇帝が崩じるや、たちまち意味が変質していきます。

 

藤田宜永『わかって下さい』 評者:杉江松恋(書評家)(Bookworm):短編の名手と評者が語る藤田宜永の作品集は、人生の秋を迎えた同輩への応援歌。自分の想いを燃やせる対象を見出していく主人公たちに、自分を重ねる人もいるかもしれません。

 

「理研」「ヤフー」の先を行く!:「パーマ屋のおっちゃん」が挑む「毛髪健康診断」(【異能異才列伝】・フォーサイト編集部):この「パーマ屋のおっちゃん」、本当に只者ではありません。おばあちゃんもすごい人ですが、着眼点と発想、行動力、そして目指しているところ、どれも感嘆させられます。

 

また金曜17時には、「トランプ『今日のつぶやき』」も更新しています。

 

そして本日の更新記事は、樋泉克夫さんの「マレーシア政局にも影響『老華人企業家自伝』の中身」(東南アジアのへ部屋)です。米朝首脳会談が行われることになったシンガポール。その会場になると目されるホテルグループを率いる、華人実業家の自伝が刊行されました。その影響力はマレーシアにも及んでいます。

 

 

 

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