【月】世界遺産、板挟みEU、消費増税、南ア、
   君主号、本、灼熱、米中関税とLNG

執筆者:フォーサイト編集部 2019年5月20日
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先週金曜日午後から週末にかけ、下記の記事をアップロードしてあります。

「ユネスコ世界遺産」登録確実でも謎深き「百舌鳥・古市古墳群」(田井誠さん)ユネスコ世界遺産への登録が確実視されている大阪の「百舌鳥・古市古墳群」。最も有名なのは所謂「仁徳天皇陵古墳」ですが、実際は埋葬者が誰なのか分かっていません。登録を機に謎の解明が進むのでしょうか。

 

緊迫化する「米イラン対立」に板挟み「EU」の苦悩(ヨーロッパの部屋・花田吉隆さん)米イランの対立が激化し、軍事衝突さえあるのではないかと危惧されています。「イラン核合意」では板挟みになっているEUが対応を迫られ、苦慮しているようです。

 

景気「悪化」なのに「消費増税」は本当に必要か(磯山友幸さん)5月13日、6年2カ月ぶりに「景気悪化」を示す調査結果が内閣府から発表されました。景気が曲がり角を迎える中、消費増税は行われるべきなのでしょうか。

 

「南ア総選挙」与党危機救った大統領の「難題」(アフリカの部屋・小泉大士さん)惨敗は免れましたが、絶対安定とまではいかなかった与党。大統領の個人的な人気のおかげでしたが、その大統領、大きな難題を抱えています。その手腕に注目です。

 

「君主号」の世界史(30)大日本帝国の滅亡(岡本隆司さん)第2次世界大戦で敗北したのはドイツ「第三帝国」「大日本帝国」、そして勝利者の側の「帝国」観であり、「帝国」は事実上滅亡しました。ところが日本においてemperor=「皇帝」号は対外的には生き延びたのでした。

 

Bookworm(59)金子 薫『壺中に天あり獣あり』ほか「迷宮」をテーマに、「迷宮」の構造を描いている不思議な物語だという本書。評者曰く、「人生のメタファーや暗示を見出しやすい」らしい。作者らしい虚構純度の高い物語世界を堪能できる作品だと言います。

 

金曜日の17時には、こちらも。「トランプ『今日のつぶやき』解説付!」(藤原朝子さん)週末の大統領は、民主党から大統領選出馬を表明したニューヨーク市長がよほど気になったのか、1日に2回も口汚く罵るツイートを。再選に自信があるならドンと構えていればいいのに。

 

日曜日午後には、こちら。灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(52)(佐野美和さん)あきは自分にとっては3人目、義江とのはじめての子供を身ごもる。そしてミラノで出産。乳飲み子を抱えて帰国したあきを、世間は一転、歓迎。さまざまなメディアで特集が組まれるほどだった。

 

そして今朝の更新記事は、こちらです。

米中「関税合戦」で米「LNG第2の波」に暗雲(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん)米側の追加関税への報復で中国も関税を引き上げましたが、その対象にLNGも。日本につぐ世界2位のLNG輸入大国である中国に輸出できない米業界はどう受け止めているでしょうか。

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