【月】食考学(上)(下)、必読マンガ、君主号、
   歌舞伎町「元中国人」、灼熱、ロシア軍

執筆者:フォーサイト編集部 2018年12月10日
タグ: 人手不足

先週金曜午後から以下の6本をアップロードしています。

【クロアチア・ドゥブロブニク】牡蠣で思い出す虐殺の目玉(上)(世界漫遊「食考学」の旅・野嶋剛さん):クロアチアと言えば、サッカーW杯ロシア大会での大健闘が思い起こされますが、紛争に紛争を重ねた「旧ユーゴ」の名残りはいまなお散見されます。その歴史について、また好物の牡蠣について、野嶋剛さんが余すところなく語った連載第9弾!

 

【クロアチア・ドゥブロブニク】牡蠣で思い出す虐殺の目玉(下)(世界漫遊「食考学」の旅・野嶋剛さん):クロアチア南部の観光都市ドゥブロブニクから、隣国ボスニア・ヘルツェゴヴィナへ足を延ばした野嶋さん。そこで思わぬアクシデントに見舞われました。2回に分けてお届けしている連載第9弾(下)です!

 

ユーモアに殉じた「リベラリスト」:山田芳裕『へうげもの』(独選「大人の必読マンガ」案内・高井浩章さん):評者曰く「畢生の大作」という『へうげもの』。作品を傑作たらしめているのは、「数寄」に集約される価値観の重みを、これでもかと描く粘着質な筆致だと言います。

 

嫌われる皇帝(「君主号」の世界史・岡本隆司さん):国内を統一し、地球規模の大帝国を築いたイギリス。でも、その君主号は「王」「女王」のままでした。

 

歌舞伎町伝説の「元中国人」密着選挙映画が見せる日本人の「排外性」(中国・台湾の部屋・野嶋剛さん):師走の慌ただしさからしばし解放される週末、いかがお過ごしですか。「中国・台湾の部屋」の野嶋剛さんからおススメ映画評!「歌舞伎町案内人」として知られる李小牧さんが日本国籍を取得し、新宿区議選に挑戦する姿を追ったドキュメンタリーです!

 

評伝「藤原あき」の生涯(灼熱・佐野美和さん):伯父夫婦に預けられた義江は、まだ11歳だというのに学校に行かせてもらえず、働き手として様々な仕事を転々とする。そして英国人経営の貿易会社にいるとき、ある運命的な転機が訪れるのだった。

 

金曜17時には「トランプ『今日のつぶやき』」も更新しています。増える一方の「ハラスメント」にまた1つ新語が――。その名も、トランプ発の「大統領ハラスメント」。「魔女狩り」のせいで不当な被害を被ったというわけです。

 

そして今朝の更新記事は、小泉悠さんの好評連載「サイバーウォー・クレムリン」第21回「『徴兵逃れ』に『財政問題』人手不足に喘ぐ『ロシア軍』の窮状」です。世界一広大な国を守っている割に、ロシア連邦軍はアメリカや中国、インドよりも小規模。陸軍に至っては北朝鮮よりも少ないと言います。そのワケを小泉悠さんが解説します!

 

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