【火】社会主義2.0(上)(下)、地政学(4・了)、
   ロシア爆発事故、阿川さん、灼熱、
   中東通信3本、ヒトラー、ホルムズ海峡

執筆者:フォーサイト編集部 2019年8月13日
タグ: プーチン

先週金曜日午後から昨日にかけ、下記の記事をアップロードしています。

「英総選挙」で歴史の歯車は逆回転するか「社会主義2.0」の台頭(上)(ヨーロッパの部屋・高井浩章さん):次回の英総選挙は、世界の政治・経済システムの半世紀ぶりの転換点になる可能性を秘めているかもしれません。それを読み解く「社会主義2.0」とは、さていったい?!

 

「英総選挙」で歴史の歯車は逆回転するか「社会主義2.0」の台頭(下)(ヨーロッパの部屋・高井浩章さん):筆者がコービン現象を他の左派の動向以上に注視する理由は何でしょうか。実はそのラディカルな政治姿勢が、英国で長くタブーとされてきたある「問題」に切り込むかもしれないからです。

 

地政学の進化:「抑止力」を乗り越えられるのか(4・了)(安全保障の部屋・柳澤協二さん):冷戦期の核抑止も有効ではなくなり、戦争の持つ意味合いも大きく変化した現代ーー新しい地政学をどう考えればいいのでしょうか。今回が最終回です!

 

放射線量も上昇「ロシア爆発事故」を引き起こした「秘密兵器」実験(ロシアの部屋・小泉悠さん):ロシアの軍事施設で起きた爆発事故の原因は、プーチン大統領が開発を進める「秘密兵器」ではないかとの見方が高まっています。

 

やっぱり残るは食欲(22) トマト王子のトマト(阿川佐和子さん):トマト王子が作ったトマトを幼馴染みが送ってきたという阿川さん。何とも懐かしい味わいに心から感動した彼女が、これまで経験した「トマト」にまつわるアレコレを紹介しています。

 

灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(64)(佐野美和さん):義江の人生で交差した女性のなかでも、あきについでひときわ濃密だったプリマドンナ三上孝子。時代の先端を行く女性として、孝子も当時大いに注目を集めていました。

 

イスラエル外相がペルシア湾岸の有志連合に参加表明(中東通信・池内恵さん):米国が呼びかける有志連合には、EU内でも態度が分裂しているところ、ここにきてイスラエルが参加表明です。その思惑、狙いを池内さんが明快に解説。

 

6月20日の「トランプ・ショック」以後の中東(中東通信・池内恵さん):かつてオバマ大統領がシリア空爆を中止した以上に、トランプ大統領がイラン攻撃をストップした「6.20トランプ・ショック」は、中東外交の歴史の転換点かもしれません。

 

中東情勢は9月17日投票の「イスラエル選挙結果待ち」(中東通信・池内恵さん):4月の総選挙では完全勝利できず組閣にも失敗したネタニヤフ首相。「9.17再総選挙」の結果次第では、改めて中東情勢が大きく動き出す可能性があります。

 

ブックハンティング・クラシックス(71) ベストセラー『ヒトラーとは何か』作者が描く「奇蹟」「錯誤」と「ユダヤの血」(下)(佐瀬昌盛さん):ヒトラーとその愛人にはユダヤ人の血が流れていた――。いまでは定説となっていますが、そこから「ヒトラー自身はユダヤ人追放を望んだが絶滅は意図しなかった」という説も生まれました。完結編。

 

金曜17時には『トランプ「今日のつぶやき」解説付!』(藤原朝子さん)も更新しています。昨日に続き、FRB批判が止まりません。「彼らはあらゆる段階で間違った判断をしてきた。それでも私たちは勝っている」と、トランプ大統領。「中央銀行の独立性」という概念は、この人の中にあまりないようです。

 

そして今朝の更新記事は、熊谷徹さん(ヨーロッパの部屋)の「『独仏』ホルムズ海峡『有志連合』拒否で試される『日本の胆力』」です。ホルムズ海峡でタンカーの安全を確保するため米国が計画した「有志連合」が、各国に波紋を広げています。独仏は米国の提案を拒否、英国は参加を表明しましたが、日本は態度を曖昧にしたままです。

 

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