昨日午後、以下の3本の記事をアップロードしました。
年末年始・中東のもう1つの騒動:東地中海ガス田をめぐるトルコとイスラエルの虚実皮膜(中東―危機の震源を読む・池内恵さん):池内恵さんの注目連載「#中東ー危機の震源を読む」久々の更新です。中東専門家には毎年、「年末年始」のゆったりした過ごし方はできません。それはなぜ? とりわけ昨年末から今年は重大事件が重なりました。が、それ以上に注視しておかねばならないことが、こちらです。
クレムリンから消えていた「CIAスパイ」:「トランプの暴露」恐れて出国を指示(インテリジェンス・ナウ・春名幹男さん):世界に影響を与える プーチン大統領の動向を知るために、CIAがクレムリンの奥深くに送り込んでいたスパイ――ところが彼は2年前に出国していました。その最大の理由は、トランプ大統領にありました。
「ダボス会議」演説から浮かび上がるトランプ大統領「一般教書演説」の基調(アメリカの部屋・足立正彦さん):みな世界に向けて訴えかけていたのに、この人だけはまるで国内の支持者に向けての自慢話に終始しました。それだけに、間もなく行われるこちらの演説も、選挙のためのアピール舞台に使われるのでしょう。
17時には、『トランプ「今日のつぶやき」解説付!』(藤原朝子さん)も更新しています。「わたしはこれからもずっとイスラエル国家とユダヤ人の味方だ」と、トランプ大統領。これほどどちらか一方に肩入れしていることを隠しもしない「和平」の仲介者も、珍しいでしょう。今回の「和平案」については、池内恵さんの「中東通信」で詳しく解説しています!
そして本日の更新記事は、こちらです。
原発事故10年目の「福島県飯舘村」:篤農家が苦闘する「土の復興」はいま(寺島英弥さん):あの原発事故から10年目を迎える福島県飯舘村。帰還困難区域以外の避難指示は解除されましたが、肝心の「土の復興」はどうなっているのでしょうか。ある篤農家の」苦闘を追います。
『池内恵の中東通信』、連日の更新です。こちらもぜひ。
トルコ・イスラエルの舌戦とアラブの傍観・危惧:フォーサイトでは、池内恵さんには連載「中東ー危機の震源を読む」「中東の部屋」「中東通信」の3枠で発信いただいていますが、改めて池内さんが、この3つの使い分けを宣言しています。そして、久々に更新した連載の、追加情報も。連載と併せてお読みください。
トランプの「世紀のディール」はイスラエルの主張の丸呑み:満を持して、ということにはなるのでしょうが、さてその中身たるや――。取り持つ一方の相手であるパレスチナ側は誰も呼ばないし呼んでもこないでしょうし、ということからも察せられそうです。