【月】食考学、トランプ演説、イスラエル映画、
   君主号、書評、灼熱、タイ新陸軍司令官

執筆者:フォーサイト編集部 2018年10月1日
タグ: 国連

 

先週金曜午後から、以下の6本をアップロードしています。

 

【ウルグアイ・モンテビデオ】航空機事故「アンデスの奇跡」と人肉食(世界漫遊「食考学」の旅・野嶋剛さん):スアレスかカバーニか。日本ではサッカーのイメージが強いウルグアイですが、45年前に起きた悲劇的な事故の記憶は今も消えていません。野嶋剛さんの連載「世界漫遊『食考学』の旅」第4回です!

 

歴史を巻き戻す「国連トランプ演説」(国際機関の部屋・鈴木一人さん):今回が2回目となった、トランプ大統領の国連総会演説。自画自賛に会場から失笑がもれたことのみがクローズアップされた感がありますが、詳しく解読すると、ある意図が見えてきます。

 

イスラエルが抱える「トラウマ」:映画『運命は踊る』監督インタビュー(フォーサイト編集部):運命に翻弄される家族の困惑ぶりと悲劇を描いた、9月29日公開のイスラエル映画『運命は踊る』。ここで描かれるイスラエルのトラウマとは何なのか、監督が語ります。

 

「皇帝(インペラトール)」と「帝国(インペリウム)」(君主号の世界史・岡本隆司さん):ローマでは、アウグストゥスが「皇帝」と「帝国」を築き上げましたが、その成り立ちは中国のそれをきわめて似通っていました。

 

エバレット・ケネディ・ブラウン『黒船時代の技法で撮る 失われゆく日本』評者:板谷敏彦(作家)(bookworm):外国人から見た本来の日本が描かれている本書。著者は古い写真技術である「湿板光画」技法で切り取った日本の「面影」をたよりに、日本の文化の素晴らしさ、伝統を再発見しています。

 

灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(佐野美和さん):夫との夜の営みを拒否し続けるあきだったが、次第に身体が反応しはじめる。やがて娘が生まれ時間に余裕ができはじめると「有閑マダム」らとの交流も始まるのだが――。

 

金曜午後には、「トランプ『今日のつぶやき』」も更新しています。連日お騒がせ中のブレット・カバノー次期連邦最高裁判事候補。彼から性的暴行を受けたと主張する女性とカバノー氏が、ついに委員会で証言しました。トランプ大統領はどう受け止めたのでしょうか。

 

そして今朝の更新記事は、「東南アジアの部屋」の樋泉克夫さんの「『軍最高権力者』新登場で気になるタイの変容」です。今日10月1日から新会計年度がスタートするタイ。注目の軍最高権力者、すなわち陸軍司令官には、かつて軍事クーデターの「首謀者」だった人物の息子が抜擢されましたが、その意味するところとはーー。

 

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