先週末は3連休でしたが、フォーサイトはその間も下記の通り、読み応えある最新記事を連日盛りだくさんでアップロードしています。まずは金曜日午後、下記から。
世界漫遊「食考学」の旅(12)【ラオス・ジャール平原】元大本営参謀「辻政信」の足跡ともち米「カオニャオ」(野嶋剛さん):野嶋剛さんの好評連載「世界漫遊『食考学』の旅」第12回は、ラオス! この地で消息を絶った「元大本営参謀」辻政信の足跡を辿りながら、名物の「もち米」を堪能しました。ぜひご一読ください!
反骨のアーティスト「アイ・ウェイウェイ」が寄り添う「難民の悲劇」(三潴末雄さん):アイ・ウェイウェイが監督を務めた映画『ヒューマン・フロー 大地漂流』について、ミヅマアートギャラリーの三潴末雄さんにご執筆いただきました。「難民」に寄り添うアイ氏は同じ「悲劇」を経験しています。
過去との「呼応」で描き出す「難民の現実」(編集部):現代のパリにファシスト軍が進攻!マルセイユに逃れろ!――1940年代の「歴史」を現代に移した映画『未来を乗り換えた男』がいよいよ公開されます。今も昔も変わらない「難民の現実」についてペッツォルト監督に聞きました。
「君主号」の世界史(21)日本と天皇(岡本隆司さん):幕末の歴史を見るとき、「尊王」「尊皇」両方の表記があることに気づく。それは、日本の中で天皇がどう呼ばれてきたのかにかかわる問題なのです。
共和党「トランプ化」進展下での「ロムニー上院議員」の役割(アメリカの部屋・足立正彦さん):2016年大統領選のときから「反トランプ」だったロムニー氏、念願の上院議員正式就任にあたり、激烈な批判文を『ワシントン・ポスト』に投稿したことが波紋を呼んでいます。
灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(26)(佐野美和さん):感化院を卒業した義江は明治学院に入学。女学生にの憧れの的になり、野球に打ち込む毎日だったが、明治天皇崩御、続く乃木将軍の殉死と激動の時代が過ぎ、そしてまた自身の身にも激変が――。
「シェールの勝ち組」米メジャー「シェブロン」幹部が明かす「内情」(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):石油業界は何事にも「秘密」が常識で、内部の人間が外に向けて公式発言をすることも少ない中、珍しくシェール業界の大物が、可能な限りの「内情」を明かしています。
金正恩「2019年新年の辞」(1)激変した「発表スタイル」(朝鮮半島の部屋・平井久志さん):毎年恒例の、金正恩党委員長による元日の「新年の辞」。今年は発表スタイルが激変しましたが、その中身はどうなのでしょうか。短期集中5回連載の第1回です!
金正恩「2019年新年の辞」(2)「歩み寄り」と「牽制」:「新年の辞」では、米国に歩み寄る姿勢を見せつつも、威嚇することも忘れなかった金正恩党委員長。ただ韓国にはさらなる期待を寄せているようです。
金正恩「2019年新年の辞」(3)相も変らぬ「サラミ戦術」:一方米国は制裁を堅持しつつも、北朝鮮へ譲歩の姿勢も見せています。トランプ大統領は、第2回米朝首脳会談開催に積極的なようなのですが……。
金正恩「2019年新年の辞」(4)「原子力発電」言及の意味:今年の「新年の辞」からは、「核」の文字が激減しました。代わって経済建設が最重視されていますが、必要なのは電力。ところがこれも、「非核化」に関係してくるのです。
金正恩「2019年新年の辞」(5・了)消えた最高幹部:「普通の国」を印象づけたい北朝鮮ですが、最高幹部の1人が消え、外交官の亡命も判明。そんな中、金正恩党委員長は中国を訪問。今後の朝鮮半島情勢の行方はーー。短期集中連載最終回!
もちろん、11日金曜日の17時には、こちらもアップしています。
「トランプ『今日のつぶやき』解説付!」(藤原朝子さん):「テーブルを叩いたりしていない!」と必死につぶやき、民主党幹部との会談時の無礼を否定したトランプ大統領。どちらかと言うと多くの人は、このピントがズレた大男のお尻を叩きたい衝動に駆られています。
そして、今朝の更新記事は、こちら。
台湾「蔡英文」が最も恐れる男「国民党の反日的言動は支持しない!」
国民党「韓国瑜」高雄市長「日本初」単独インタビュー(能島剛さん):昨年の統一地方選で泡沫から一気に「韓流」旋風を巻き起こして高雄市長に当選した韓国瑜氏。来年の総統選にも影響を及ぼすと見られる同氏が、日本メディアで初の独占インタビューに応じました。