【月】習近平、世界潮流、東北企業、大統領選、
   シェール破綻、奮戦、韓国総選挙、OPEC

執筆者:フォーサイト編集部 2020年4月6日
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先週金曜午後から週末にかけ、下記の記事をアップロードしています。

「コロナ禍」の虚を衝く習近平「一帯一路」ラオスへの「進軍」(樋泉克夫さん):新型コロナの世界的流行の中でも「感染者ゼロ」が続いていたラオスですが、3月下旬に2名の感染を発表。その後も増加しています。しかし、感染拡大が収まりつつあるという中国が、早々にラオスでの大型インフラ工事を再開。虚をついて「一帯一路」を進めているのです。

 

「トランプ」「プーチン」「オルバン」の台頭:世界の潮流を「模倣」で読み解く(上)(国末憲人さん):米トランプ大統領、露プーチン大統領、ハンガリーのオルバン首相は、良くも悪くも現代国際政治の潮流を代表する人物です。彼らの台頭を「模倣」というキーワードで解き明かした書籍が、英仏で出版されました(未邦訳)。朝日新聞 ヨーロッパ総局長の国末憲人さんがご紹介します。

 

「トランプ」「プーチン」「オルバン」の台頭:世界の潮流を「模倣」で読み解く(下):「模倣」をキーワードに、世界と文明の今後を占おうとするダイナミックな視点を持った『The Light that Failed(消えゆく灯)』(未邦訳)。ロシア、米国、中国は同書の中で、どのように語られているのでしょうか。

 

「危機こそチャンス」地方から元気に「人財と縁結び」の東北企業(寺島英弥さん):20年強前に経験した「山一證券」自主廃業。その体験で身に染みた「人財」の重要さを故郷に持ち帰り、地方再生・活性化に取り組むベンチャー経営者の物語。そして「東北大震災」の経験はやがて婚活「縁結び」のビジネスにも繋がっていくのです。

 

「大統領選プロセス」にも大きな影を落とし始めた「新型コロナ禍」(足立正彦さん):いまや世界最多の感染者数になってしまった米国。本来ならば毎月、民主党の大統領候補を決める予備選や党員集会が行われるはずが、いずれもほぼ延期。こんな状況で候補指名ができるのか危ぶまれています。

 

ついに米シェール企業「チャプター11」申請は「大波の前触れ」(岩瀬昇さん):「新型コロナ禍」での世界的需要減と、サウジvs.ロシアの価格戦争、実は最初に最大の被害を被るのは米シェール業者だと、岩瀬昇 さんは当初から喝破していましたが、ついに破たん企業が。

 

「前エネルギー長官」を味方につけたシェール業界「瀬戸際」の奮戦(同):そして業界前端が破綻の危機に瀕している 米シェール業界が、ここにきて強力な助っ人を見出しました。つい最近までエネルギー長官だったこの味方、しかし、その発言内容には、現状理解と問題の深層理解が乏しいようで、結局のところ、単なる選挙目当てではと岩瀬昇さんは喝破します。

 

「新型コロナ禍」は韓国「4.15総選挙」をどう動かすか(上)(平井久志さん):新型コロナ感染者数が、一時は中国に次ぐ規模となった韓国。しかも4月15日には、政治の今後を占う総選挙が控えています。疫病と政治がどのように絡んでいったのか、2回にわたって検証します。

 

「新型コロナ禍」は韓国「4.15総選挙」をどう動かすか(下):新形コロ 感染拡大、そして経済の落ち込みへの対応に追われる文在寅政権。一方で政界は、総選挙を睨んだ政党再編が着々とーー果して与野党どちらが勝利するのでしょうか。韓国の今をレポートします。

 

灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(95)(佐野美和さん):度重なるいとこ藤山愛一郎の説得を受け入れ、ついに政界進出を決意したあき。そしてもう1人、選挙となれば最大のライバルとなるに違いない義江にも出馬の声が。2人の人生はまた交錯することになるのか――。

 

17時には、「トランプ『今日のつぶやき』解説付!」(藤原朝子さん):「サウジアラビアのMBS(皇太子)と話をした」として、減産の可能性を明らかにしたトランプ大統領。これで米原油市場は急伸! サウジもロシアとの協議に前向きのようですが、ロシアはすかさず「否定」しています。

 

そして今朝の更新記事は、こちら。

「開催」か「延期」か減産協議めぐる「米vs.サウジvs.ロシア」土壇場のつばぜり合い(岩瀬昇さん):トランプ大統領の「口先介入」で原油は急騰しましたが、もちろん単なる一時的現象。肝心のサウジvs.ロシアが「OPECプラス」での協議を呼びかけ・応諾、とも報じられ、本来なら本日6日にも、いや開催は延期、といまも先行きは不透明なままです。

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