【月】米人名録、東南アジア、米政治、食考学、
   建築(上)、(下)、君主号、南相馬、灼熱、
   台湾選挙「速報」、メルケル後継

執筆者:フォーサイト編集部 2018年11月26日

先週末は3連休でしたが、木曜日午後から週末にかけ、下記の10本をアップロードしています。

トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」(29)スキナー国務省政策立案局長(アメリカの部屋・足立正彦さん)サウジのジャーナリスト殺害問題では、「国益」優先でムハンマド皇太子の関与をうやむやしたまま幕引きを図るトランプ政権。そうした重要な外交政策を担っている注目女性です。

 

東南アジア「米中」覇権争いで想起すべき「日米の歴史」と「悲哀」(東南アジアの部屋・樋泉克夫さん)今月開催された「ASEAN」「APEC」が世界に印象付けたのは、「米中覇権争い」の様相を呈している東南アジアの「いま」でした。しかし、そこで日本に必要なのは、「いま」ではなく「歴史」に思いを馳せることなのです。

 

「二極化」「分断」極まるアメリカ政治への警鐘(西川賢さん)トランプ大統領とは、アメリカ民主主義の劣化が生み出した鬼子である――。自国民ばかりか世界を「二極化」に導き、分断を煽るトランプ政治の深層に、気鋭の国際政治学者が迫ります。

 

世界漫遊「食考学」の旅(8)【ペルー・マチュピチュ】悲しきインカのトウモロコシ(野嶋剛さん)野嶋剛さんの好評連載「世界漫遊『食考学』の旅」第8回は、ペルーのマチュピチュ!この地の名産トウモロコシは、インカ帝国も重要な役割を担っていました。日本のものとは少し違うペルーのトウモロコシをお楽しみください!

 

「記憶」は未来をつくる「原動力」:建築家・田根剛インタビュー(上)(長井美暁さん)パリを拠点に活動する建築家・田根剛氏。彼が26歳にして、一躍世界に知られる存在になったのは「エストニア国立博物館」の設計案でした。彼の思考や作品を理解するうえで欠かせない言葉とはどのようものでしょうか。

 

「記憶」は未来をつくる「原動力」:建築家・田根剛インタビュー(下)(同)リサーチから設計案の完成まで、建築家・田根剛氏のアプローチは独特です。キーワードとなる「考古学的リサーチ」とは。そこから生まれた新たな建築についてもご紹介しています。

 

「君主号」の世界史(18)王から皇帝へ(岡本隆司さん)皮肉なことに、かのフランス革命はナポレオンという「皇帝」を生み出しました。しかしそれは矛盾に満ちたものだったのです。

 

南相馬「大悲山の石仏」を守る「保存会会長」の「原発事故」と「いま」(寺島英弥さん)岩壁などの自然物に彫られた仏様を「磨崖仏」と言います。南相馬市の「大悲山の石仏」もその1つ。地元では原発事故を乗り越えて保存活動が行われています。

 

灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(19)(佐野美和さん)預けられていた寺を放逐された義江を養子として迎えてくれた鉄工所経営者夫婦。当初は1歳下の養女とともに可愛がられていたが、次第に養母との折り合いが悪くなり、養父は妻から「私か義江かどちらを選ぶのか」と迫られるのだった。

 

速報! 台湾統一地方選:与党「民進党」打ち砕いた「韓流」ポピュリズムの破壊力(中国・台湾の部屋・野嶋剛さん)事前予測以上に、与党・民進党の大惨敗で、蔡英文総統は「党主席」を辞任。民進党の時代は終わりを告げましたが、今後、台湾政治はどうなるのでしょう。

 

木曜日17時には、毎日恒例のこちらもアップ。「トランプ『今日のつぶやき』解説付」トランプ大統領が不法移民の難民申請を制限したことに端を発した「大統領VS最高裁長官」の異例の舌戦。21日はそれに関連するツイートを連発しましたが、勝負の行方や如何に。

 

そして、今朝の更新記事はこちら。

「再登場」「後継者」「反難民」3候補が争う独「CDU党首選」事情(ヨーロッパの部屋・花田吉隆さん)すでに「メルケル後」に向けて動き出しているドイツ政局。まずは党首選ですが、絞られた3候補ともに弱点、問題点があって行方は混沌としています。

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