【月】楽天、バノン、OPEC総会、君主号、
   徳岡さん、書評、灼熱、北極冒険家

執筆者:フォーサイト編集部 2019年3月25日
タグ: ポピュリズム

先週金曜午後から以下の7本をアップロードしています。

「キャッシュレス化」実験で「楽天」が狙う「ビッグデータ」獲得(大西康之さん):キャッシュレス化で中国や米国に遅れを取っている日本ですが、3月2日、神戸のサッカースタジアムで、楽天による「キャッシュレス化」の社会実験が行われました。これがもたらすものとは……。

 

ポピュリズムと地政学:バノン思想の「今」を探る(杉田弘毅さん):大統領首席戦略官の職を辞してもなお、トランプ政権の思想的支柱として存在感を見せるバノン氏。先般の来日の折りの講演やインタビューから、その思考を読み解きます。

 

OPEC総会「4月開催」がキャンセルされたワケ(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):そもそもなぜ4月に設定したのか、という疑問もあるのですが、キャンセルの背景事情を考察すると、やはり「ロシアとサウジの不協和音」が見えてきそうです。

 

維新の波紋(「君主号」の世界史・岡本隆司さん):国内の論理では、「二重権力」に違和感のなかった日本ですが、海外には通用しなくなってきました。かくして「大君」の存在はーー。

 

まことの弱法師(風が時間を・徳岡孝夫さん):新たな友ができて得たことーーそれは車で行ける中華レストラン。戦争が人種をミキシングするという現実だった。

 

高山羽根子『居た場所』評者:大森 望(翻訳家・評論家)(Bookworm):難解ではないのに、戸惑う人がいるかもしれない本書。評者は、作中で語られないことを想像して、読者が自分なりのストーリーを紡げるのがこの作品の魅力だと言います。

 

評伝「藤原あき」の生涯(灼熱・佐野美和さん):ロンドンに移った義江は、オーデイションで自信満々オペラを披露するが「君はイタリア人ではないのだよ」と否定されショックを。そして相変わらずの奔放な女性遍歴も続くのだが……

 

金曜17時には『トランプ「今日のつぶやき」解説付!』も更新しています。「ゴラン高原発言」で大顰蹙のトランプ大統領。先週はケリーアン・コンウェイ大統領顧問の夫とバトルを繰り広げ、「自己愛性人格障害」と認定されましたが、もはや茶番というより他ない「ツイッター劇場」です。

 

そして今朝の更新記事は、『41歳「冒険家」が若者と挑む「北極ウォーク」600キロ!』(フォーサイト編集部)です。昨年1月、南極点への「無補給単独徒歩」に日本人で初めて成功した冒険家の荻田泰永さんが、本日「北極」に飛び立ちます。12人の若者と1カ月かけて600キロを踏破すると言います。意気込みなどを聞きました。

 

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