先週金曜午後から以下の8本をアップロードしています。
「東日本衰退」に楔を打ち込む新潟「長岡技術科学大学」の挑戦(医療崩壊・上昌広さん):東京圏への人口集中を物語る結果となった総務省の「住民基本台帳人口移動報告」。東日本衰退への危機が叫ばれる中、新潟・長岡には「国際交流」で地域を牽引するユニークな大学がありました。
メルケル「3年ぶり来日」で見えた共通課題「経済」「安全保障」(ヨーロッパの部屋・花田吉隆さん):3年ぶり5回目の来日を果たしたメルケル独首相。かつてないほど「共通の課題」を持つことになった両国だからこその来日が実現したようです。さて、その課題とは……。
「公方」と「皇帝」と「大君」(「君主号」の世界史・岡本隆司さん):豊臣秀吉が、徳川家康が、「皇帝」? 2人の天下人は海外からどう呼ばれたのか、そして国内ではーー時代を追うごとの変遷を概観します。
石油「純輸出国」目前の米国で進む「黒いゴールドラッシュ」(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):差し引きで言えばまだ石油「輸入国」ですが、来年には「輸出大国」になるとも見られている米国。急ピッチで輸出のための港整備を進めているようです。
評伝「藤原あき」の生涯(灼熱・佐野美和さん):歌劇への夢が日増しに募る義江は、とうとう「新国劇」も飛び出して一路、上京。折しも東京・浅草では、本格的な「オペラ」から派生した日本独自の大衆的な「浅草オペラ」が勃興しはじめるときだった。
人類「火星滞在」に警鐘「宇宙模擬実験」の驚愕体験レポート(上)(フォーサイト編集部):何カ月あるいは何年も、毎日同じ場所で同じ顔触れと過ごしたら、どんなことが起きるか。人類の火星滞在を成功させるには、技術やハード面だけでなく、クルーの心理的な問題をもクリアする必要があるのです。
人類「火星滞在」に警鐘「宇宙模擬実験」の驚愕体験レポート(中)(フォーサイト編集部):米研究団体が主催する「火星模擬居住実験」のクルーに選ばれた村上祐資さん。しかしメンバーは個性派揃いで、しばしばワガママが衝突に発展するのでした。
人類「火星滞在」に警鐘「宇宙模擬実験」の驚愕体験レポート(下)(フォーサイト編集部):元南極観測船「SHIRASE 5002」を火星に向かう宇宙船に見立て、自ら模擬実験を行うことを決めた村上さん。2月23日から2週間、4人のクルーで共同生活をします。その真意とは――。
金曜17時には「トランプ『今日のつぶやき』解説付!」も更新しています。「無限の大統領ハラスメントだ!」と、トランプ大統領。下院情報特別委員会のシフ委員長がさらなる「ロシア疑惑調査」を宣言したため、ご立腹です。包囲網は少しずつ、しかし着実に敷かれています。
そして今朝の更新記事は、小泉悠さんの「米露『INF条約破棄』の『なぜ』と『どうなる』」(上)です。INF全廃条約を巡る米露の決裂に波紋が広がっていますが、なぜそもそもロシアは条約違反となるミサイル開発に踏み切ったのか。米露だけが禁じられている「不公平」への不満、というだけでは説明がつかないのです。